家族4人(主人、私、子供2人)


最初は実家住まいだったのですが、主人の実家は自営だったため事務所兼自宅みたいな感じでした。そのためか毎日バタバタとどこか心も体も忙しなく、子供が産まれてから少しの間は静かに落ち着いて子育てがしたいと思い、主人の勤務先と実家から近場で家を探し始めました。不動産会社に通い目星を付けていくつか物件を見学したのですが、決めた物件は部屋に入った時の印象が一番明るく感じ、公園も近くにたくさんあり、買い物にも不便は無く、家賃も予算内だったので見学してからは即決でした。本当に希望条件ピッタリの環境でタイミングが良かったです。いずれはまた主人の実家に戻るつもりだったので築年数はそれほど気にしていなかったのですが、マンション自体も古さを感じなかったのも良かったです。一つ目に生活してみてすぐ分かったのは、マンションの壁がとても薄くて上下左右の部屋の方々の生活音や声がよく聞こえました。特に声は本当に良く聞こえ夜中や早朝の隣人のいびきなどは始めはストレスでした。それでも我が家も子供がいましたし、集合住宅はお互い様みたいなところもあるのでマンション住人の方々とは笑顔で挨拶しトラブルも無く過ごしていました。しかし、3年程住んだ頃下の階の感じの良いファミリーが越して行ってしまい、半年ほど空いて新しい住人が越してきました。その人達は最初の挨拶には来たものの、その後は階段ですれ違っても愛想もなく他の住人の方達とは雰囲気の違いを感じておりました。それから2,3ヶ月後からは子供に関する生活音の苦情がその下の部屋の住人からちょくちょく入るようになり、居心地の悪い生活をしばらく続けておりました。

二つ目は、マンションの風呂に追い炊き機能が無く、主人が遅く帰ってきた時には湯船は冷め切っていたので、水を抜いてお湯を入れなおすか、夏はシャワーで済ませてもらう日も多々ありました。入居時に分かっていたことではあるのですが、いざ生活してみると少し不便を感じた事です。毎日ではありませんがトラブルとなっている下の階の住人と顔を合わせると気分も悪かったですし、我が家は結局子供の事も考えて一軒家に引っ越ししました。ただマンションの周りの生活環境が便利で良かったので、ずっと住めなくて残念な気持ちもありましたが…。でも結果、引っ越してからは子供をガミガミと注意することも少なくなりましたし、集合住宅ならではのストレスも減り良かったです。しかし一軒家に越しても近隣住民はいる訳ですし、結局どこへ行っても人間関係が上手くいかないと大変だと思います。その点で集合住宅で騒音問題はつきものですし、そこから我が家みたいにトラブルになることが殆どだと思いますので、入居される前にしっかりと防音などは調べたほうが良いがと思います。特に子供のいる御家庭では当たり前の生活音も、子供のいない家庭では凄い騒音だったりするので、一番下の1階に住んだり、角部屋に住んだりと何かしらの工夫も必要かもしれませんね。住人の方も全員が理解のある方とはかぎりませんので。


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