ずっと実家暮らしでしたが実家が郊外なため都心への通勤に時間がかかるため引っ越すことにしました。
長年実家でくらしていて貯金もあったので中古マンションの購入に踏み切りました。
両親も私の自立を心配していたので快く賛成してくれました。
どうせ一人暮らしするなら賃貸するより買ったほうがいいだろうと。
会社まで電車1本で行ける路線上で色々と中古マンションを見て周りました。
やはり都心は狭く、高い!桁が違うので部屋探しも難航しかけていましたがなんとか見つかりました。
中古の割りには状態がよく、日当たりもよく購入を決めました。
オートロックでセキュリティーも万全なビルだったので両親も安心してくれました。
それに近隣の駅に比べて値段が安かったのも決め手になりました。住み始めてすぐには問題なく思えたのですがしばらくしてなぜ安かったのか分かってきました。
まず、静かな環境なのですがそれが逆に夜になると怖い気もします。
駅から歩いて10分ほどかかる上にその道のりにお店などがありません。外灯も少なめです。
売り出されていた時は「閑静」などという言葉であたかもいい雰囲気のようでしたが実際には暗くて物騒といった感じです。
昼間は問題ないのですが私は仕事で夜遅くなることも多々あり、暗い道を10分も歩くのはちょっと。
早歩きで後ろを振り返りながら帰ったり、タクシーに乗ったりしなくてはなりません。
それに時折、女性がバックをひったくらるという事件があって気をつけてください!などという張り紙がしてあります。
治安は悪くないのでしょうが何しろお店などもほとんどなくて生活しにくいんです。
マンション自体はいいのですが一歩でると暮らしずらいと言う問題があって、きっとそれが値段の安さだったのでしょうね。
静かとか閑静なという言葉に惑わされてはいけないとおもいましたね。やはり安い買い物には何か裏があります。
今のマンションを見学した時に建物自体はなんの問題もありませんでした。
広さも設備もセキュリティーも文句なしでした。それなのに他より安くていくつか空き部屋があるなんてなんでだろう?と思いました。
私の場合は暮らしにくさでした。買い物をするにも二駅先までいかねばならず、スーパーなどから荷物を運ぶのも一苦労です。
静かなのは静かですが夜は物騒ですし、コンビニだって相当歩かないとないし。
もし車があればいいのかもしれませんが、都心なので駐車場代だって相当です。
もうすでに購入してしまったのでしょうがないですがもしもう一度購入することになったら暮らし易さと便利さをもう少し考慮するとおもいます。
多少値段が高くても部屋が少し狭くても近くにお店やスーパーがある場所にします。
それはそれで違う問題があるのかもしれませんが、今の私は外灯の少ない夜道を歩く恐怖よりはすこしくらいの騒音は我慢できると思ってしまいます。